チェイスしてくるイカをイカにして釣るか
先日、平戸のイカ釣り漁師さんの船での弟子入りの際に
衝撃を受けたことが一つあった。
特殊な釣り方であり、詳しく書くことができないが
その考え方、釣り方、釣果は 驚きの連続であった。
「HITしたイカの後ろに、でかいイカがチェイス・・・」
エギングをされる方なら、経験あるのではないだろうか。
このチェイスには、2通りの考え方ができる。
(1)ペアリングしていたメスが、エギを抱いたため、一回りでかいオスがチェイス
(2)「エサがある」「エギを横取り」の為、一回りでかいオスがチェイス
(1)の場合、チェイスしているオスは、HITしているメスを追っていることが多く
別の人が、狙っても エギに反応しないことが多い。
(2)の場合、「エサがある」と思っているため、高活性。即抱き。


今まで、ダブルヒットの経験も何度かあるが、同時にHITしたというよりも
エサを横取りしようと、ワンテンポ遅れてもう1匹が抱くことが
多いように思う。
これもそう。

沖縄の赤侍氏が釣った、衝撃のダブルヒット。
4130gと2440g 合計6570g
これは、どちらもオス。
おそらく2440gが捕らえたエギを、横取りする為
4130gが、ワンテンポ遅れて抱いたと推測できる。
前置きが長くなったが、夜焚きイカ釣りでも同じことがいえる。
真下から、仕掛けを回収してくるので、チェイスしてきているかどうか
確認するのは難しいが、漁師さん曰く かなりの確率で追ってきているらしい。
しかも、アオリと同じように、サイズがデカいのが追ってくることが多いとか。
だが、上記の写真のように、ひとつのエギに2ハイかけるのは、難しい。
では、追ってきたイカを、どうやって釣るのか。
漁師さんは、あくまでも「漁」なので、追ってきたイカを別の仕掛けで狙う。
この釣り方、考え方を 1つの仕掛け(1タックル)で、できないかと
前回の吉栄丸さんにて、いろいと試してみた。
一回だけの釣行では、いいのかどうなのか判断が難しいが
ぜひ、皆さんにも試してもらえればと思い、ご紹介します。
まず、第一条件は、追ってきたデカいイカは 「浮きスッテには、ほとんど反応しない」ということ。
これは、漁師さんからも言われたことで、目の前で見たので、ほぼ間違いない。
追ってきたイカは、「エサ巻き」もしくは「エギ」であれば、抱く。
仕掛けは、こんな感じ。

3本仕掛けの場合、すべてを早福型(エギ)にする。
5本仕掛けの場合は、下3本を早福型(エギ)にする。
枝は60~80cm。
まずは、その日のHITカラーを探す。
先日の釣行では、全夜光オールイエローイワシが好反応だったので
3本仕掛けの、一番上に途中からセット。
釣り方は、まず1ハイHITさせたら、しっかりフッキングを入れ
針にかける。その後、スローに巻く。
これだけです。
3本ある、早福型(エギ)で、一番上に アタリカラーをセットする理由は
もちろん、一番上に抱かせるためです。
一番上にイカが抱き、スローで巻くと、他のイカがチェイスしてくる。
チェイスの際に、ヒットしているイカの下には、別の早福型(エギ)がある。
最初の方に書いた(2)の「えさがある」「横取り」しようと考えている
イカは、思わず抱いてしまう。そういう感じです。
もし、よくHITするカラーを、3本仕掛けの一番下にセットしてしまった場合は
追ってくるイカは、かならずHITしている後ろを、追ってきますから
HITしている早福型の上にセットされている、早福型には抱かない。
そういった考えから、3本の早福型の一番上には、ヒットカラーをセットすると
いいのではと思います。
「誘い方」というよりも、「カラー配列」からの狙い方ですね。
HITする棚が、完全に底ベタの場合は、若干糸ふけを出し
這わせるようなイメージで狙うといいかと思います。
潮が緩い時は、絡みの原因になりますので、お勧めできませんが・・・(^^;
大雨だったため、写真は撮れませんでしたが
先日の吉栄丸さんでは、3回パラソル級の連掛けができました。
あくまでも、漁師さんの釣り方、考え方を
私なりにアレンジした釣り方、考え方ですので
どんな条件でも正解 だとは思いませんが、ぜひ試してみてください。
衝撃を受けたことが一つあった。
特殊な釣り方であり、詳しく書くことができないが
その考え方、釣り方、釣果は 驚きの連続であった。
「HITしたイカの後ろに、でかいイカがチェイス・・・」
エギングをされる方なら、経験あるのではないだろうか。
このチェイスには、2通りの考え方ができる。
(1)ペアリングしていたメスが、エギを抱いたため、一回りでかいオスがチェイス
(2)「エサがある」「エギを横取り」の為、一回りでかいオスがチェイス
(1)の場合、チェイスしているオスは、HITしているメスを追っていることが多く
別の人が、狙っても エギに反応しないことが多い。
(2)の場合、「エサがある」と思っているため、高活性。即抱き。


今まで、ダブルヒットの経験も何度かあるが、同時にHITしたというよりも
エサを横取りしようと、ワンテンポ遅れてもう1匹が抱くことが
多いように思う。
これもそう。

沖縄の赤侍氏が釣った、衝撃のダブルヒット。
4130gと2440g 合計6570g
これは、どちらもオス。
おそらく2440gが捕らえたエギを、横取りする為
4130gが、ワンテンポ遅れて抱いたと推測できる。
前置きが長くなったが、夜焚きイカ釣りでも同じことがいえる。
真下から、仕掛けを回収してくるので、チェイスしてきているかどうか
確認するのは難しいが、漁師さん曰く かなりの確率で追ってきているらしい。
しかも、アオリと同じように、サイズがデカいのが追ってくることが多いとか。
だが、上記の写真のように、ひとつのエギに2ハイかけるのは、難しい。
では、追ってきたイカを、どうやって釣るのか。
漁師さんは、あくまでも「漁」なので、追ってきたイカを別の仕掛けで狙う。
この釣り方、考え方を 1つの仕掛け(1タックル)で、できないかと
前回の吉栄丸さんにて、いろいと試してみた。
一回だけの釣行では、いいのかどうなのか判断が難しいが
ぜひ、皆さんにも試してもらえればと思い、ご紹介します。
まず、第一条件は、追ってきたデカいイカは 「浮きスッテには、ほとんど反応しない」ということ。
これは、漁師さんからも言われたことで、目の前で見たので、ほぼ間違いない。
追ってきたイカは、「エサ巻き」もしくは「エギ」であれば、抱く。
仕掛けは、こんな感じ。

3本仕掛けの場合、すべてを早福型(エギ)にする。
5本仕掛けの場合は、下3本を早福型(エギ)にする。
枝は60~80cm。
まずは、その日のHITカラーを探す。
先日の釣行では、全夜光オールイエローイワシが好反応だったので
3本仕掛けの、一番上に途中からセット。
釣り方は、まず1ハイHITさせたら、しっかりフッキングを入れ
針にかける。その後、スローに巻く。
これだけです。
3本ある、早福型(エギ)で、一番上に アタリカラーをセットする理由は
もちろん、一番上に抱かせるためです。
一番上にイカが抱き、スローで巻くと、他のイカがチェイスしてくる。
チェイスの際に、ヒットしているイカの下には、別の早福型(エギ)がある。
最初の方に書いた(2)の「えさがある」「横取り」しようと考えている
イカは、思わず抱いてしまう。そういう感じです。
もし、よくHITするカラーを、3本仕掛けの一番下にセットしてしまった場合は
追ってくるイカは、かならずHITしている後ろを、追ってきますから
HITしている早福型の上にセットされている、早福型には抱かない。
そういった考えから、3本の早福型の一番上には、ヒットカラーをセットすると
いいのではと思います。
「誘い方」というよりも、「カラー配列」からの狙い方ですね。
HITする棚が、完全に底ベタの場合は、若干糸ふけを出し
這わせるようなイメージで狙うといいかと思います。
潮が緩い時は、絡みの原因になりますので、お勧めできませんが・・・(^^;
大雨だったため、写真は撮れませんでしたが
先日の吉栄丸さんでは、3回パラソル級の連掛けができました。
あくまでも、漁師さんの釣り方、考え方を
私なりにアレンジした釣り方、考え方ですので
どんな条件でも正解 だとは思いませんが、ぜひ試してみてください。
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