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2015.07.05    カテゴリ:  イカ学 

   スッテカラー配列の考え方

夜焚きイカ釣りも、これからが本格シーズンです。


夜焚きイカ釣りの事を、展示場で直接お問い合わせ頂いたり

お電話でお問い合わせ頂いたりしている中で

「スッテのカラー配列をどうしたらいいのか」

といったご質問を、たまに頂きます。



私も、昔はスッテのカラー配列まで気にしたことが無く

その日の気分で、適当に配列することがほとんどでした。

ただ、ここ数年の鉛スッテゲームの普及により、カラーについて

考える事が多くなり、また毎年恒例の凄腕イカ一本釣り漁船の弟子入り修行釣行で

だんだんと考えがまとまって来ました。

この考え方が、全て正しいとは思いませんが

スッテカラー配列の一つの参考にでもして頂けたらと思います。


まず、知っておかなければいけない事がスッテカラーの違いによる発光の強さ。

スッテカラー


上の図は、硬質発泡浮きスッテでの発光の強さを表しています。

発光のアピールが一番強いのが「ピンク白」

発光のアピールが一番弱いのは「赤緑」

白い布を採用しているカラーは下地を透けやすい為に

下地の発行が強く出ます。

当然、色の濃い布を採用している「赤青」や「赤緑」は

下地が発光しても透けにくく、発光は弱くなります。



次に知っておかなければいけないことが、シルエットの強さ。

スッテシルエット


さっきの、発光の強さの画像と真逆になってると思います。

分かりやすく白黒にすると

スッテシルエット白黒

色の濃い布を採用しているカラーは、シルエットは出やすくなります。

スッテカラーの違いによる、発光の強さの違い、シルエットの強さの違いは

まず覚えておいていただきたいと思います。



それから、もう一つ知っておかなければいけないのが

船のライトが、海中でどうなっているかということ。

hunekage.jpg

画像のように、船の真下はライトが届かず暗くなっています。

そこにイカが集まります。

イメージすべきは、ライトの明りに寄ってきたベイト(小魚)を捕食するため

姿がばれないように、船の下の暗い部分にイカは身を隠しているということ。


発光の強さ、シルエットの強さ、海中での船のライトの明かりを理解していれば

なんとなく、カラー配列をどうしたらいいか考えが出てくるのではないかと思います。


以前も書いたことありますが、右舷側 左舷側で大きく釣果が違うことがあります。

2013082500.jpg

特に2枚潮等で、仕掛けが画像のように船の暗い部分に仕掛けが入っている右舷側と

暗い船の真下から離れてしまい、明るい部分に入ってしまっている左舷側。

この場合、右舷側が良く釣れる場合がほとんどです。

一番の理想は、明暗部にスッテが漂う事。

明暗部にスッテが漂うという事は、ほぼ真下に仕掛けが落ちてくれれば理想ということです。

これは、漁師さんの船で修業してて思ったのですが

両舷で仕掛けを入れ、漁をされる中で

片舷ばっかりつれると、効率が悪いので、両舷共に

なるべく仕掛けが真下に落ちるよう、いろんな工夫をされています。


竿も短い方が、当然真下に仕掛けが落ちやすくなります。

極端な話、手釣りの方がよく釣れる場合がありますが

これは、明暗部に仕掛けがはわせやすいからだと思ってます。



本題に戻り、スッテのカラー配列について

まず、1つめのカラー配列案

スッテ配列1

発光の強いカラーを上部に配列し

シルエットの強いカラーを下部に配列した仕掛け案。


次に2つめのカラー配列案

スッテカラー配列

1つ目と逆に、シルエットの強いカラーを上部に配列し

発光の強いカラーを下部に配列した仕掛け案。


選ぶなら、どちらですか?



発光が強いカラーは、暗い部分に身を隠しているイカから見て

同一のタナ、もしくはイカよりも下にスッテがある場合と

暗い部分にスッテがある場合は、イカが発見しやすい為に効果が高いと思います。


逆に、シルエットの強いカラーは、イカよりも上にスッテがある場合に

発見しやすく、わずかに明るい部分にスッテが漂っている場合に

効果が高いと考えています。




このことをふまえると、2つ目の、シルエット系のカラーを上部に配列し

発光の強いカラーを下部に配列することで

底付近を攻める場合でも、中層を攻める場合でも

イカが、スッテを見つけやすいのではと考えています。

(見つけても、抱くか抱かないかは別にして・・・)


もちろん、いろんな自然条件の中ですので

よく釣れるカラーがあるのも事実ですので

この配列が絶対いいというわけではないのですが、

発光の強いカラー、シルエットの強いカラーの特徴を

うまく生かすなら、この配列の考え方は現時点で理想かなと思ってます。



極端な話、発光の強いカラーがよく釣れるのであると判断すれば

スッテカラー配列2

全部同一色にした方が、イカが抱く際に悩まず

連掛けしやすいと、言われる漁師さんもいらっしゃいます。


イカは、船にしてもショアにしても

奥が深いから、ほんとおもしろいです。


発光系カラーとシルエット系カラーの使い分け

1つの考え方として、配色とカラー選びの参考にしていただけたら幸いです。
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