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イカの共食い

先日の山口県長門沖の夜焚きでは、ケンサキイカの共食いパターンに

苦戦しながらも、なんとか攻略に繋がるヒントが見えた

釣行となりましたが、そもそもなぜ共食いするのか私なりの考えを書きたいと思います。

DSC_0730.jpg

これは、2年前?3年前?の共食い確認の写真。

DSC_0017.jpg

これは、先日の山口県長門沖の共食い確認写真。


1年間で200~300ハイは、イカを捌いてると思いますが

そのなかで、1~2匹程度 胃の中に共食いしたような形跡のある個体がいます。

上の写真は、胴長35~38cmのオス。

共食いしている個体のほとんどが、大型のオスばかりです。


共食いする理由は、エサとなる小魚が少ないから

というのが一番あげられると思いますが

最近個人的には、

「体を大きくするためのタンパク源。」

ではないかと考えてます。


生のイカの場合、全体の80%が水分、18%がタンパク質、脂質が1%、糖質が0.1%とされています。

高タンパク、低カロリーと言われるイカですが

それだけ多くのたんぱく質を含んでいるのです。


その為、体を大きくするには、「タンパク質」が必要となります。


捕食するターゲットの中で、たんぱく質を多く含むのは

サバ(20.7g)、イワシ(19.7g)、キビナゴ(19g)、エビ(18g) イカ(18g)
※数値は100gあたりの含有量 


でも、活きた魚を捕食するには、簡単ではないでしょう。

イカに食べられないように、群れで行動し、素早く魚も逃げるから。


特に、大型のケンサキイカとなれば、ターゲットとしている魚に見つかり易く

方向転換も小型と比較すると容易ではないでしょうし。


となると、高タンパク質の小型のイカが

大型ケンサキイカの捕食ターゲットとなってもおかしくないでしょう。


これは、他のイカにも言える事ではないかと思います。


この「タンパク源としての餌」という考えだと

鳥のササミが釣れていてる理由は、コレじゃないかと思ってます。

鳥のささみは100gあたり、23gのタンパク質が入ってます。

当然、イカは普段、鳥のささみは食べませんが

高タンパクであることは間違いない。

20150329 (1)

今年の3月のKMETに投稿の鳥取県ノッポ様。

生ハムで、かなり釣られてますが、この後も生ハムで

けっこういい思いをされたようで。


そこで調べてみました。生ハムのタンパク質量を。




100gあたり・・・









24g。


イワシやキビナゴ、生のイカよりも高タンパク。

だから、釣れるのでは。


もしかしたら、イカは触椀で一瞬触っただけでタンパク質量まで感じ取ってるのか。。。


そう考えると、やはりイカはおもしろい。


高タンパク食品で、エサ巻きエギの餌に使えそうなモノがないか探しました。


・プロセスチーズ・・・100gあたり22.7g



・サラミ・・・100gあたり25.4g



・ビーフジャーキー・・・100gあたり54.8g!


よし、今度試してみよう。



でも、餌にするのはもったいないような。。。苦笑
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Comments 2

-

初めまして。通りすがりにイカのことを調べていた一般人です。
2015年の記事ということですが、今さっき検索にて見つけ、拝見させていただきました。
まずは、この記事をこの時まで残していただきありがとうございます。

これまで共食いは、食料に困った場合発生するものだと思っていたのですが、
イカの場合は水族館でも共食いをするということで、食糧難とは関係なく自然と共食いしている事実に驚いています。
その理由がタンパク質にあるのでは、という考えがとても興味深いです!
最後にいくつかエサの候補を挙げられていましたが、この記事の後、実際に餌を試されたりはしたのでしょうか?
他の記事も拝見したのですが、特に試したという記載は無かったので、とても気になってしまいました。

機会があれば、私も個人的にタンパク質の差で餌を試してみたいなと思います。

2021-05-22 (Sat) 04:07 | EDIT | REPLY |   

くぼけん

Re: タイトルなし

興味を持って頂けた方がいらっしゃり嬉しい限りです!記事にも書いてますが、大型のオスが共食い傾向が強く、おそらく自分の体の維持と、あまり体力を使わずタンパク質補給のためではないか、と2021年現在も変わらない考えです。イケスに入れてる大型ケンサキイカが、弱った小型のケンサキイカを襲って食べてるのを何度も見てます。。
その後色々、餌は試しましたが、ビーフジャーキーはタンパク質量は多いけど、硬いので噛みごたえを考えると固すぎなのかなと思います。理想は、固すぎずタンパク質量が多いものかなと。今後もいろいろ試したいと思います。


> 初めまして。通りすがりにイカのことを調べていた一般人です。
> 2015年の記事ということですが、今さっき検索にて見つけ、拝見させていただきました。
> まずは、この記事をこの時まで残していただきありがとうございます。
>
> これまで共食いは、食料に困った場合発生するものだと思っていたのですが、
> イカの場合は水族館でも共食いをするということで、食糧難とは関係なく自然と共食いしている事実に驚いています。
> その理由がタンパク質にあるのでは、という考えがとても興味深いです!
> 最後にいくつかエサの候補を挙げられていましたが、この記事の後、実際に餌を試されたりはしたのでしょうか?
> 他の記事も拝見したのですが、特に試したという記載は無かったので、とても気になってしまいました。
>
> 機会があれば、私も個人的にタンパク質の差で餌を試してみたいなと思います。

2021-05-22 (Sat) 22:51 | EDIT | REPLY |   

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