海水温と台風とアオリの関係

台風12号 直撃コースで心配しておりましたが

佐賀は本当に台風が通り過ぎたのか?

と思うほど、雨風強くありませんでした。


今年は海水温が高いので、おそらく9月10月は

台風多くなるのではと思います。


さて表題の【海水温と台風とアオリイカの関係】



個人的見解ですが、夏場の海水温が高い年は、

その年の秋、冬はアオリの成長が早いと考えています。


また海水温が高いと、台風が発生しやすく勢力も強くなるのですが

台風の影響が少なければ、よく釣れる年になると考えています。


・夏場の海水温が例年より高い

・台風の直撃が少ない


この2つの条件が合わされば

アオリの成長も早く、よく釣れるのではないか、そう考えています。


今年の8月の海水温の平均を見てみると

sstM_HQ201608.png

30度ラインが九州北部まできています。

実際、今年はイカを餌にするアラ釣りが

高水温の影響で、餌のイカが死んでしまい

7月の早い段階で出船中止になっています。


イカ釣り漁師も、相当今年は苦労されたとのことで

漁場から、港までイケスで活かして持って帰るのも

海水温が高すぎて、イカが死んでしまい

たいへんだったとか。


2015年の8月の平均海水温は

sstM_HQ201508.png

北部九州で27~28度。

2014年8月は

sstM_HQ201408.png

26~27度


今年の高水温の状況が非常によく似ているのが

2013年

sstM_HQ201308.png

29~30度になってますね。

振り返ってみれば、この年は猛暑&残暑が厳しく

原発の停止の影響もあり、電力が足りないのではと言われていた年。


この年は、平戸生月の各防波堤は

アオリがたくさん釣れ、防波堤がすき間の無いくらい

真っ黒になっていました。

記憶に残っている方も多いと思います。

2013年の秋から冬は非常にアオリが好調で

そのままの流れで2014年の春も、よく釣れた年となりました。


その状況に今年は似ています。


すでに9月の上旬の時点でキロアップのお話もちらほら。

チェイスしてくる無数の新子たち。


なぜ例年より水温が高いとアオリの成長が早いのかというと

はっきりしたことはわかりませんが、個人的見解としては

イカは、環境の変化への適応能力が優れているので
(急激な変化には弱い)

水温が例年より高いというのは、それほどイカには影響は少ないだろうと。


ただ、例年より2度3度高いと、魚には影響が少なからずあると思います。

水温が高いと



・アオリの餌となる小魚の動きが鈍くなる



・小魚を捕食する魚も動きが鈍くなる



・アオリは餌を例年以上に獲りやすくなる



結果的に成長が早くなる

こういう考え方はできないでしょうか。



また台風との関係ですが、当然直撃が多いと

浅場中心に活動している小型のアオリには影響が大きく

数は急激に減ると思います。


ちなみに2013年は31個の台風が日本近海で発生し

そのうち、2個しか日本に上陸しませんでした。


しかも北部九州を通った台風は0。


だからこそ、2013年の秋から2014年の冬 春はアオリが好調だったのではと。


あくまでも、個人的見解なのですが

このまま台風の影響が少なければ

今年の秋、冬そして来シーズンのエギングはおもしろくなると期待しています。
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Comments 4

はった

アオリイカと水温の関係ですが、石川県水産総合センターでデータ化されています。

http://kaiyou01.blogspot.jp/2014/09/912.html

2016-09-05 (Mon) 19:23 | EDIT | REPLY |   

くぼけん

>はったさん

データ化されてるのですね!
情報ありがとうございます!

2016-09-06 (Tue) 17:17 | EDIT | REPLY |   

ブルーマーリン

こんにちは。お久しぶりです。ここ石垣島の今年は去年台風直撃が結構あったのに対し今年はまだ接近0個に近く、そのうえ晴天続きで海水温も30度超え・・・シャロー域になると32~3度はあるように感じます。サンゴの白化もひどいそうです。そのせいか今年はまだ新子の数が少ないようにも感じます。水温高いと成長も早いとありますがここまで高いとどうなんでしょうか?適応能力高いそうなので快適水温域にいてこれから沿岸に入ってきて爆発するのか?今年の自由研究でもありこれからどうなるのかたのしみです(笑)

2016-09-09 (Fri) 11:44 | EDIT | REPLY |   

くぼけん

>ブルーマーリンさん

お久しぶりです!
台風とアオリイカの関係は、何かありそうです。
水温が32~33度だとアオリも耐えられないかもしれませんね(^^;

北部九州では、ここ数年アオリの産卵場所が徐々に沖合いに
移ってきている感じを受けています。
藻場の減少やその他の環境の変化により、ペアリングしている個体を見る機会が
ずいぶん減りました。
でも沖合には大群でいるんですよね・・・
地域によっても条件が違うので、一概には言えないと思いますが
子孫を残すため、様々な環境の変化にも対応してきているのではと思います。

近い将来、エギ=危険なモノ として学習し、その情報が遺伝子に組み込まれ
後世に伝えられれば、エギでイカが釣れなくなる
そんな時代が来てしまうかもしれませんね。(^^;

2016-09-10 (Sat) 08:37 | EDIT | REPLY |   

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